板門店を潜った奴


決めてるわけじゃないけど、なんだか元旦はいつも飛行機に乗ってる。  なんかどっかに行きたくなって、僕は千歳空港へ来ちまった。 でもどこいきゃええんだぁ、千歳で海外といえば定期便は韓国しかない。決まり。
今日は韓国に行くことにしよう。

 空港の本屋でガイドブックを仕入れて、空港のチェックインカウンターで受け付けのお姉さまに一言「ソウルまで一枚」、、、、、。お姉さまは黙ってる。なぜ?
 きたないリュックを背負った青年が、ノーマルチケットを買っちゃイカンとでもいいたいのか。あん?。

 ともかく来た。はじめてのソウル。
着いたはええけど、正月の宿がこんなに混んでるとは思わんかった。夜も遅くてなんやか眠いし腹ぺこすぎるし、おばちゃんどっかおせーてよ。
「ここへ行けばキット泊めてくれるよ」僕は紹介された地図どおりにロッテホテルを横切り、銀行の裏の路地を入って行く。行くと、どーかんがえてもこりゃ普通の民家だ。いや、いっちゃ悪いが、普通以下の民家だ。


門のドア(みたいなの)を開けて中にはいると、家の中の中庭みたいなとこで寝てる老人 を起こして、オンドル付きの部屋を見せてもらうが、部屋にカギはないらしい。やっぱしホテルではないのだ。
 老人に「なんか食べれるとこない?」と聞いたけど、なに言ってるんかわからないので、とにかく寒い外に出かけたんやけど、さして食べるものも無く宿に帰ってくると、中庭に老人の姿が無い。不吉に思い僕の部屋をのぞくと おじさんが布団をあたためてくれていた、しかも布団の中に入って(絶句)。

     、、、、つづく、かも。